広帯域ログペリアンテナの製作(2GHz~7GHz)

ログペリアンテナと言えば、HFからV・UHFでよく使用されています。また各種の測定用として利用されています。
今回はアマチュアバンドでも使用できるマイクロ波ログペリアンテナを作ってみました。

ログペリアンテナの構造については、アンテナ専門書を見ていただくとして、今回は再現性の良い基板タイプを製作してみました。
基板はFR-4の0.8mmの物を使用して製作しています。基板の銅箔部分には金メッキで処理し、その他の部分はレジスト処理をしています。

広帯域ログペリアンテナ 外観1 広帯域ログペリアンテナ 外観2 広帯域ログペリアンテナ 外観3

給電の同軸にはセミリジッドケーブルを使用し、コネクターはSMAPとしました。
周波数特性を見てみますと、2GHz~7GHzまではSWRは3以下です。2.4GHz帯は1.7以下になっています。また5.6GHz帯も2.0以下に収まっています。

アンテナの利得ですが、思ったより多いようです。まだ正確に計測しておりませんが、すべての帯域で10dBはありそうでした。

2.4GHz帯でのSWR特性
2.4GHz帯でのSWR特性 中心2427MHz、スパン50MHz
  • 広帯域アンテナ:2GHz~7GHz(送受信可能)
  • 形式:ログペリアンテナ
  • 耐入力:1W以上
  • GAIN:10dB(推定値)
  • インピーダンス:50オーム
  • 全長:160mm、幅:60mm
  • 重量:18g

ログペリアンテナを JA1ATI 逸見さんのご好意で測定していただきました。

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室内で測定できるSWRの結果をご報告いたします。
測定結果を貼付いたしましたが、

  • 2.4GHz:SWR = 2.0
  • 5.7GHz:SWR = 1.9
  • 10.2GHz:SWR = 1.57

となかなか良好な結果でした。
トリミングはいっさい行なっていません。

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広帯域SWR特性
広帯域SWR特性

エレメントにスタブを追加することによって、SWRが改善されるとのレポートも頂いております。

2006.05.16 更新