NECから発売された新型のMOS-FETを使ってパワーアンプの実験をしてみました。
ご存知のように、GaAsアンプと違い MOS は通常のトランジスタのように 1電源で動作でき、マイナス電源が不要です。アンプの製作も非常に楽で、 部品点数も少なく自作するのには最適なデバイスです。
この NEC のデバイスは多数のシリーズがありますので、用途によって チョイスできます。
今回は 1295MHz で実験しました。結果は以下の通りです。
- 電源電圧:5V(VDS)
- ID:300mA(set)
- 電流:約700mA(ID)
- 入力:150mW
- 出力:2W
効率も約 50% 以上はあり、発熱も少なく FB です。
ちなみに電源電圧 6V では、2.5W 以上の出力を得られました。
今度はパラで実験してみます。目標は 5W です。
2003年10月更新